【主治医が見つかる診療所】血管に効く野菜「赤ビーツ」|11月9日|テレ東

      2019/08/12

今日放送の「主治医が見つかる診療所」で血管に効く赤い野菜について特集されます。
この赤い野菜はおそらく赤ビーツでしょう。
なぜ、赤ビーツが血管に良いのかや赤ビーツの調理法についてまとめてみました。

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血管を若返らせる方法

血管を若返らせるためには、体内で一酸化窒素(NO)を増やすことがポイントとなります。
体内で作られる一酸化窒素は、血管系の健康に重要な働きをする物質です。

一酸化窒素の主な働きは以下の通りです。
①体内で一酸化窒素が増えることで血管を拡張
②パンプ(筋肉に血液が充満した状態)を持続
③より多くの血液を筋肉やその他の組織に運ぶことができる

多くの栄養素や酸素、筋肉を作るホルモンを体内の組織に送り届けることができるため、筋肉の成長を促進し、運動後の回復を早める効果があります。
また、血管の筋肉を柔軟にして血流がスムーズになることで、血管内のコレステロールや血栓の発生を抑えることができます。
他にも血流がスムーズになれば、冷えや肩こりといった血行不良が原因で起こる様々な不調の改善にも繋がります。

男性限定の話ですが、勃起する際にもNOが必要不可欠になります。
勃起不全で悩んでいる男性も多いですが、原因はNOが不足していることによります。

体内のNOを増やす赤ビーツ

赤ビーツは日本ではあまり馴染みのない野菜ですが、ロシアの煮込み料理ボルシチに使われる野菜です。
形はカブに似ていて、ホウレン草と同じ、アカザ科の植物になります。
根や葉が赤くなることから、火焔菜(カエンサイ)とも呼ばれています。

【赤ビーツの主な栄養素】
ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、ミネラル、カリウム
ミネラルやカリウムはむくみの予防に役に立ちます。
葉酸は細胞の生まれ変わりに欠かせないもので、ビーツ1個(約200g)で厚生労働省が推奨している240ug近くの量を摂ることができます。

【血管に効く成分】
硝酸塩(NO3)
赤ビーツに豊富に含まれる硝酸塩を摂取することで、体内で化学変化が起きてNOが作られます。
これにより血管年齢を若返らせることが可能なのです。

赤ビーツの調理法

【ボルシチの作り方】
①一口大に切った牛肉に塩コショウをし、煮込み鍋で焼き色が付くまで焼く
②焼き色がついたら、一旦取り出しておく
③鍋に油をひき、玉ねぎとニンニクを色が変わるまで炒める
④水、コンソメ、拍子切りにした人参、一口大のジャガイモを加えて煮る
⑤煮たったところで皮を剥き、輪切りにしたビーツを加える
⑥食材が柔らかくなるまで煮込み、最後にサワークリームを添えれば出来上がり

【ビーツのピクルス】
①鍋に水、酢、レモン汁を加えて沸騰させてから冷まし、ピクルス液を作る
②皮を剥き、乱切りにしたビーツをピクルス液につけ、かぶるくらいの高さになるように容器に入れる
③そのまま冷蔵庫で三日間冷やせば出来上がり
煮沸消毒した瓶で瓶詰にすれば長持ちするので保存用にたくさん作って置くのもいいでしょう。

赤ビーツの通販

赤ビーツはマイナーな野菜のため、もしかすると近所のスーパーにないかもしれません。
そんな時は通販を活用しましょう。

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生の赤ビーツだけでなく、缶詰でも売られています。
スライスされているので、そのままサラダに入れると包丁で切る手間が省けます。

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赤ビーツを毎日食べるのが苦痛だという人はジュースがオススメです!
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赤ビーツのまとめ

・血管に効く野菜の赤ビーツは栄養豊富
・血管だけでなく、美容効果も高い
・生食もよし、加熱調理してもよしの万能野菜

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