ボジョレーヌーボー2017の解禁日はいつ?
2019/08/12
今年のボジョレーヌーボーの解禁日が間近に迫ってきました。
ボジョレーヌーボーの解禁日はいつなのかやなぜ解禁日があるのかについて調べてみました。
ボジョレーヌーボーとは
フランス・ブルゴーニュ地方ボジョレー地区で生産される、その年に収穫されたガメイというブドウの実で作られる新酒をボジョレーヌーボーと呼びます。
出来立てのワインだけあって、フレッシュで軽やかな口当たりと果実味豊かな味わいが特徴です。
渋みの原因であるタンニンも少なく、飲みやすいワインです。
ボジョレーヌーボー2017の解禁日
毎年11月の第三木曜日がボジョレーヌーボーの解禁日になっています。
2017年は11月16日0時0分から解禁です。
ボジョレーヌーボーに解禁日がある理由
昔のフランスでは政府の取り決めですべてのワインの解禁日が12月15日になっていました。
しかし、その年に収穫されたブドウを使ったボジョレーヌーボーだけは早く味わいたいと考えた地元民が政府に掛け合い、解禁日より早く出荷してもいいことになりました。
これにより急速にボジョレーヌーボーが人気になりますが、一部の業者がボジョレーヌーボーの早だし競争を行った結果、品質低下の問題が発生。
そこで、やはり解禁日を設けようということで「11月の第三木曜日」に設定されました。
ちなみに日付の指定をしないのは土日祝日でワインの運搬業者や店、レストランの休みと被らないようにという配慮です。
また、解禁日は盛大にお祝いされるお祭りの側面もあります。
これは無事にブドウが収穫でき、おいしいワインができたことを神に感謝するためです。
ボジョレーヌーボーの保存期間
一般的に赤ワインは長期保存がききますが、ボジョレーヌーボーは熟成しないワインなので、賞味期限は短めです。
風味がフレッシュなうちに飲み切るのがベストです。
具体的には年内に飲みきるのがいいとされます。
おいしく飲めるのは2~3ヶ月までが限度です。
「ボジョレーヌーボーも赤ワインだから熟成するともっとおいしくなる」と考える人もいるかもしれませんが、高級赤ワインとボジョレーヌーボーは正反対。
それは、ボジョレーヌーボーが独自の方法で作られている赤ワインだから。
原料となるブドウも「ガメイ種」という専用の品種から作られています。
これは短い熟成期間で飲むのに適したもので、一般のワイン作りには向かない品種です。
また製造方法も、一般の赤ワインとは異なる炭酸浸漬法という方法で作られているため、風味も大きく異なります。
まとめ
・早だし競争を抑えるため、解禁日が設定されている
・日付指定でないのは休みと被らないようにするため
・ボジョレーヌーボーの保存期間は2~3か月
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