【世界一受けたい授業】スマホ型口臭とは?|10月28日|日テレ
2019/07/31
今日放送の「世界一受けたい授業」でスマホ型口臭が取り上げられました。
スマホを使う若い世代を中心に口臭が強い人が急増しています。
そこで、スマホ型口臭の原因と対策について説明します。
スマホユーザーの方は参考にしてくださいね。
スマホ型口臭って何?
スマホ型口臭とはその名の通り、スマホを使うことが原因で口臭が強くなる現象です。
現在、20~30代の若い世代を中心に急増しています。
では、なぜスマホを使うことで口臭が強くなるのでしょうか?
理由は以下の2つです。
うつむき姿勢
口臭は唾液の分泌量が減少して口の中が乾燥して、細菌が繁殖することで発生します。
唾液は食べかすを洗い流し、最近の増殖を抑え、清潔な環境に整えるという役割があります。
スマホを使うときは基本的にうつむき姿勢になりますよね。
背中を丸めてうつむき姿勢になり、黙々とスマホをいじっている人を電車の中でよく見かけるはずです。
このうつむき姿勢は唾液腺が刺激されにくくなり、唾液の分泌量が減少してしまいます。
その結果、口臭が強くなるのです。
熱中して交感神経が刺激状態に
唾液は自律神経である交感神経と副交感神経によって分泌量がコントロールされています。
イライラ・緊張状態は交感神経が活発に働き唾液量が減少します。
一方、リラックスした状態では副交感神経が働き、唾液の分泌量は増加します。
スマホを使用している間は、小さな画面を見続けているため、首や肩が凝ってきます。
知らず知らずのうちに体にストレスがたまり、緊張状態になります。
すると交感神経が働き、唾液量が減少し、口臭が強くなります。
スマホ型口臭の対策
スマホ型口臭を予防するカギを握るのは唾液です。
スマホを使っているときに、口の中が乾燥しないよう、唾液の分泌量を増やせば口臭を予防することができます。
ガムを噛む
よく噛むという動作は、食べ過ぎ防止やアゴの発達を促すほか、唾液の分泌量を増やしてくれます。
唾液の分泌が減ってしまいがちなスマホの使用中には、ガムを噛むのがおすすめです。
爽やかなミント系の香りのものや、キシリトール配合のもの、質感の硬いものを選ぶようにしましょう。
特にキシリトール配合のガムは口臭だけでなく、虫歯の予防にも効果があるのでおすすめです。
長時間の使用は避ける
自分ではスマホを楽しんでいるつもりでも、同じ姿勢を続けることは身体にとっては大きな負担となります。
スマホの長時間の使用は避け、時間を決めて使用するようにし、休憩時にはストレッチなどで身体の緊張をほぐしてあげましょう。
水分補給
こまめな水分補給は口の中を潤わせ、唾液の分泌をサポートしてくれます。
なお、水分補給を行うときは糖分の多いジュース類や缶コーヒーなどは避け、水や無糖のスポーツドリンク・お茶などがおすすめです。
まとめ
・唾液がすくなると口臭がつよくなる
・スマホは便利だけど、度を越すと体に害を与える毒になる